韓国旅行に必須!K-ETA(韓国電子旅行許可)のメリットと申請方法を徹底解説【スマホで簡単】

韓国旅行

韓国旅行を計画している方にとって、絶対に知っておくべきなのが K-ETA(Korea Electronic Travel Authorization:韓国電子旅行許可) です。

K-ETAはケーイータと読みます。

日本から韓国に短期で旅行や出張に行くときに必ず必要になる制度で、申請をしていないと飛行機に搭乗できない場合があります。

私も先日、実際にスマホを使ってK-ETAを申請してみました。

思ったより簡単にできたのですが、申請の流れや注意点など、やってみないと分からないポイントがいくつかありました。

この記事では、K-ETAの基本情報からメリット、そしてスマホを使った実際の申請手順まで、写真キャプチャを入れながら詳しく紹介していきます。韓国旅行を計画している方にとって役立つ内容になっていると思いますので、ぜひ参考にしてください。

1. K-ETAとは?基本情報を整理しましょう

まず、K-ETAとは「韓国版の電子渡航認証システム」です。アメリカのESTA(Electronic System for Travel Authorization)に似た仕組みで、韓国に短期で滞在する外国人に事前のオンライン許可を義務付けています。

  • 対象者:日本を含むビザ免除国の国籍を持つ人
  • 利用目的:観光、親族訪問、会議や出張などの短期商用(就労や留学は不可)
  • 滞在可能日数:90日以内
  • 有効期間:承認日から3年間有効(この間、何度でも入国可能)
  • 申請費用:1万ウォン +手数料約300ウォン(日本円で約1,000円前後。レートによって変動します)

このように、1度申請すれば3年間は有効なので、リピーターにとっても便利です。

2. K-ETAのメリット

① 入国カードが不要になる

韓国に到着する前の飛行機の中でや入国審査の入り口で「入国カード」を記入する必要があります。名前や職業、宿泊先の住所などを書かされて、記入ミスをすると入国審査で指摘されることも…。しかし、K-ETAが導入されたことで 入国カードの記入は不要 になりました。これは大きなメリットです。

② スマホから簡単に申請できる

PCを使わなくても、スマホから公式アプリや公式サイトにアクセスして申請が可能です。パスポート情報や顔写真のアップロードもスマホ1台で完結できます。

③ 3年間有効で複数回利用できる

K-ETAが承認されると、その日から3年間は有効です。(2023年7月3日から有効期限が2年から3年へ変更されました。K-ETAの公式サイト
その間であれば韓国に複数回入国できるため、年に何度か旅行に行く人や、ビジネスで短期出張する人にとってとても便利です。

④ 出発前に安心できる

K-ETAを事前に承認されていれば、航空会社のチェックイン時もスムーズです。出発直前に書類を探す必要もなく、余計な不安を減らせます。

3. K-ETAが必要なタイミングと提示の場面

「K-ETAって、いつ提示するの?」と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。

実はK-ETAは紙を提示する必要がありません航空会社や入国審査官がシステムで確認できるからです。その確認される場面が2つあります。

  1. 航空会社のチェックインカウンター

    搭乗手続きの際、K-ETAの承認状況を確認されます。もし未承認だと、その場で搭乗拒否されることもあります。
    ※現在、日本国籍の方には2025年12月31日までK-ETAの取得が免除されていますので、カウンターで提示を求められることはないでしょう。
  2. 韓国の入国審査(イミグレーション)

    パスポートをスキャンすると、K-ETAの承認情報が審査員に自動的に表示されます。入国カードは不要で、パスポートのみ渡したら大丈夫です。

    基本的には申請したK-ETAの提示不要ですが、念のため承認メールなどをスマホに保存しておくと安心です。

4. スマホからの申請方法(実際にやってみた)

ここからは、私がスマホを使って申請した手順を紹介します。

ステップ① 公式サイトにアクセス

公式サイトTOP

ステップ② パスポート情報を入力

  • 下の写真の案内にしたがって、パスポートをカメラで読み込みます。
  • 氏名(英語表記)、パスポート番号、生年月日、国籍など読み込んだ情報に間違いないがないか確認。
  • 誤りがあると、手入力で修正をします。
パスポート読み込みについての説明

ステップ③ 顔写真をアップロード

  • 白い背景で撮影した証明写真をアップロードします。
  • その場でスマホカメラを使って撮影することも可能です。
  • 私の場合、パスポートの写真がそのまま反映されました。パスポートにある他の情報も読み取ってくれるので、読み取られた内容に間違いがないか確認しましょう。
パスポート情報の入力

カメラが読み取った内容に間違いがないか確認。

名前のアルファベットなど間違いがあった場合は、「パスポート情報を修正」をクリックし、内容を手入力で修正してください。

問題がなければ、「申請者を保存」をクリック。

ステップ④ 渡航情報を入力

  • 滞在先住所(ホテルや知人宅など)や旅行日程を入力。
  • 滞在予定地は韓国語または英語での入力が必要でした。
  • 飛行機の予約がまだの方は、便名は空白での申請が可能でした。
【渡航情報入力】

ステップ⑤ 支払い

  • クレジットカードでオンライン決済。
  • 料金は手数料込みで約1万ウォン、日本円にして約1,000円弱です。
【決済画面】

ステップ⑥ 承認メールを受け取る

  • 通常は数時間〜72時間以内に承認されます。

5. 注意点と失敗しないためのポイント

  • 余裕を持って申請すること

    出発の直前に申請すると、承認が間に合わない可能性があります。旅行の1週間前には済ませておくと安心です。

  • 入力情報の誤りに注意

    パスポート番号や名前のつづりに誤りがあると却下されることがあります。特に日本人の名前のローマ字表記は間違えやすいので要注意です。

  • 承認メールを保存しておく

    基本的には不要ですが、トラブル時に提示できるようにスマホに保存しておきましょう。

  • 代行業者に注意

    申請を代わりにしてくれる代行サイトもありますが、公式料金の数倍を請求されることがあります。必要な渡航情報を入力するだけなので、代行に頼むほどではないというのが私の感想です。申請するときは、必ず公式サイトから申請しましょう。

6. 実際にやってみた感想

申請自体は思ったより簡単でした。

ただ、韓国のサイトだからか、サイトが重く進むのに時間がかかりました。1度落ちてしまって焦りましたが、入力した情報は残っていました。申請するときは、OKボタンを連続で押さないことに気をつけたが良いと思います。

また、承認が届くまで少し不安でしたが、メールが来たときは「これで旅行準備が整った!」と安心しました。

現在は日本国籍の方は2025年12月31日までK-ETAの取得が免除されています。K-ETAがなければ電子入国カード・入国カードの記入は必須ですが、記入する項目も少なくお金もかかりません。頻繁に渡韓する方でなければ、2025年現在は都度入国カードを記入するやり方でもいいと思います。

2025年から始まった電子入国カードについての記事も書いてみましたので、下のリンクをクリックして読んでみてくださいね。

電子入国カードについてはこちら

7. まとめ

  • K-ETAを申請すると入国カードが不要になるので、到着後の手続きがスムーズ。
  • スマホから簡単に申請でき、3年間有効なのでリピーターには便利。
  • 申請は出発の直前ではなく、余裕を持って早めに行うことが大切。

韓国旅行の第一歩は、航空券やホテルの予約ではなく、K-ETAの申請から始めるのがおすすめです。

ただ、頻繁に韓国旅行に行く方でなければ、都度申請する入国カードをおすすめします。こちらは申請にかかり費用はかかりません。

入国審査を通過してこそ、韓国旅行の始まり!

安心して旅行に出発するために、ぜひ早めに申請しておきましょう!

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