韓国のソウルフード「チュオタン」って?どじょう鍋、初体験レポ!

韓国

皆さんは、「どじょう」を食べたことはありますか?

韓国ではよく食べられているけど、日本人にはなじみがないこの料理「チュオタン(추어탕)」。

韓国で暮らし始めて、気になっていた食べ物のひとつです。

え、どじょう?どんな味なの?見た目は?どんな風に食べるの?

今回は、実際に食べてきた体験をレポートします!

チュオタンてそもそも何?

「チュオ(추어)」=どじょう、「タン(탕)」=スープの意味。

韓国では昔から栄養たっぷりのスタミナ料理として食べられていて、特に体調が悪いときや夏バテの時期に人気です。

どじょうを骨ごとすりつぶして煮込むことで、カルシウムやたんぱく質もたっぷり。

お店によっては、野菜や薬味を追加して風味を出しているところもあります。

また、場所によってはどじょうをすりつぶさずに食べる地域や店舗もあるそう。

チュオタンの価格はお店によりますが、1人前10000₩~14000₩程度。

わたしが訪れたお店もノーマルなチュオタン1人前12000₩でした。

旦那さんのお母さまが「体にいいから食べてみて」とおすすめされたのがきっかけでした。

最初「どじょう鍋」と聞いてちょっとびっくりしましたが、

旦那さんにも「健康食だし、においとか気にならないし美味しいよ」と言われ、チャレンジしてみることに。

いざ実食!チュオタン

注文すると、アツアツの鍋に入ったスープが登場。

一人前が器に入って出てきました。

見た目は茶色くてドロッとしていて、いかにも「滋養たっぷり」という感じ。

香りは味噌ベースに近くて、少し薬草っぽいにおいもしました。

スプーンですくって飲んでみると…

意外にもクセが少なくて、まろやか!ちょっとピリ辛でご飯が進む!

味が薄いと感じたら、山椒や塩で調整するようですが、わたしはそのままで美味しくいただきました。

どじょうはすりつぶされていて、見た目ではわかりません。

プルコギやビビンバに比べると地味だけど、なんだかホッとする味でした。

食べながらアレンジ

山椒や塩で調節して、好きに食べるのが韓国スタイル。

また、チュオタンを頼むと出てきたそうめんのような麺と食べるのもおすすめと旦那さんが教えてくれました。

そうめんにスープが絡んで、食べやすかったです。

また、ご飯もセットで出てきますのでスープに入れて食べるのはマスト!食べ応えがあります。

残りのごはんも、どーん!

セットで「どじょう天ぷら」も

チュオタンを食べる際に、だいだい一緒に食べるのが「チュオ ティギム(どじょうの天ぷら)

「ティギム(튀김)」は、「揚げたもの」=天ぷら

どじょうが丸ごと揚げてあります。

「これがどじょうか~」と思いながら食べてみると、くさみがなく衣もサクサクで食べやすかったです。

チュオタンを食べる際は、ぜひ一緒に頼んでみてください。

日本人から見てどうだった?

正直、名前だけ聞くと食べる前はかまえていました。

でも実際は、どじょうっぽさはほとんど感じず、体にも優しい味でした。

日本の「味噌汁と豚汁の間」みたいな感じもあって、どこか懐かしい感じがしました。

わたしは幼いころ、味噌汁にご飯をいれて「ねこまんま」にして食べていましたが、その記憶を思い出しました。

最後に:チュオタン、おすすめできる?

  • 健康志向の人
  • 韓国で“ちょっと通っぽい料理”に挑戦したい人
  • 韓国のローカルな雰囲気を味わいたい人

にはおすすめできます。

韓国では田舎料理の定番みたいな存在で、年配の人はもちろん若い人にも人気があるがみたいです。

チュオタンは、見た目でちょっと構えてしまうけど、実はやさしい味の健康料理でした。

韓国に住んでいるからこそ味わえるこういう「地元ごはん」に、どんどんチャレンジしていきたいと思います!

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